肩こり

当院で腰痛に次いで患者数の多い症状が肩こりです。姿勢の影響を非常に強く受ける肩こりは、現代病の一つと言われます。医学において「肩こり」という名前の疾患は存在せず、一般的には原因のよくわからない不定愁訴と呼ばれていますが、決して軽視はできません。実際当院に肩こりで通院される患者様の中には、肩こりが悪化して頭痛やめまいを患う方や、首や肩の動きが悪くなってしまう方もいらっしゃいます。肩こりがひどく家事や育児、お仕事などに集中できないという方は、是非このページをご参考になさってください。

こんなことにお困りではないですか?

  • 肩こりで育児、家事、お仕事など何事にも集中できない
  • 肩がこって頭が痛い
  • めまいや耳鳴りが起きることがある
  • 肩こりのせいで歯が痛い
  • 何をしても肩こりが治まらない
  • 寝て起きても肩こりがスッキリしない

肩こりについて

肩こりは多くの人々が感じている自覚症状

病気や怪我の自覚症状を持つ人を「有訴者」と呼びますが、厚生労働省が平成28年に行った生活基礎調査において、肩こりの有訴者は非常に多く、女性では全疾患中第1位、男性も同2位でした。日本においては今現在1,100万人の人々が肩こりに悩まされているというのが実情です。年齢別に見ても主に20代~70代まで幅広い年齢層の方が肩こりに悩んでいるようです。実際当院でも10代から80代と幅広い年齢層の患者様の肩こりを毎日施術しています。一方パナソニックが1万人の男女に行った調査では、肩こりを感じている女性の51%、男性の35%が10年以上症状に悩まされているという報告があり、肩こりがなかなか治りにくい症状であることがわかります。また、2015年に株式会社プラネットが発表した「肩こりに関する意識調査」では、肩こりに悩む人数を職業別に集計しており、最も多い職業は「会社員」「経営者」を抑え「専業主婦(主夫)」で、73.7%の専業主婦(主夫)が「よくこる」「時々こる」と回答したそうです。当院は毎日家族のために家事・育児を一生懸命頑張っている主婦(主夫)の皆さん、毎日家庭のために汗水流してお仕事をされている皆さんが今よりも快適な日常を送れるよう全力を尽くしています。

肩こりの特徴

なかなか治らない…肩こりがしぶとい理由

上述のようにパナソニックの調査で肩こりに悩む女性の51%、男性の35%が10年以上症状を抱えているという報告があるように、肩こりはなかなか治りにくいという特徴があります。これは肩こりが、比較的衰えやすく鍛えにくい背中周りの筋肉の萎縮に起因する症状であるためだと考えられます。

胸を張らない現代人

「肩こりの原因」で詳しく触れますが、肩こりの最もメジャーな原因は、巻き肩(前肩)や猫背といった姿勢不良にあると考えられています。
巻き肩や猫背は、身体の前側と後ろ側の筋肉バランスが崩れることによって引き起こされます。胸の筋肉は肩や腕を前方に移動させる力を持ち、背中の筋肉は腕や肩を後方に引いて胸を張るような動作を行う力を持っています。アスリートやごく一部の職業を除けば大半の現代人の活動は圧倒的に肩や腕を前方に出して作業をすることが多いため、どうしても背中の筋肉に比べ胸の筋肉が強くなる傾向にあります。例えばスマホやPCの操作は、背中の筋肉を弱らせる姿勢の代表例です。

肩こりが治らないのは根本的な対処ができていないから

日常的に胸の筋肉ばかりが相対的に強くなっていくと、胸の筋肉に引っ張られて肩が前方に移動し、巻き肩・猫背姿勢になって肩こりが発生します。つまり、根本的な対処をするのであれば胸の筋力を弱めるか、もしくは背中の筋力を強めるかの二択になるわけですが、なかなかそんなことを日常的に実施している人はいません。よって、これだけ多くの方が長年肩こりに悩まされ続けているわけです。

肩こりの原因

肩こりは、「肩」がどうなっているの?

ここまで、巻き肩や猫背姿勢が肩こりの根本的な原因だということを説明しました。
ここからは、さらに詳しく肩がこるメカニズムを説明しようと思います。
まず、肩こりで「こり」を感じる筋肉の代表が僧帽筋という筋肉です。一般的に肩もみ・肩たたきで揉んだり叩いたりする部分と言えば、イメージしやすいかもしれません。この筋肉は後頭部から背中・肩の後ろ側にかけて伸びている筋肉で、頭が前に出る(倒れる)とグッと力が入り、頭を支える役割を担っています。人間の身体には姿勢を調整する反射機能(姿勢反射)が備わっているため、頭の位置が少しでも前方に傾くと無意識に僧帽筋に力が入り緊張する仕組みになっており、頭の位置が長時間前方に傾いていると、徐々に僧帽筋が疲労し血行が悪くなっていきます。血行が悪くなると血管の中が渋滞したような状態になり、溜まった老廃物に邪魔をされて酸素が運搬されなくなります。このように酸欠状態になった筋肉の中には発痛物質という物が生成され痛みやこりを感じる、というメカニズムです。

頭の位置と肩こりの関係

肩こりの原因として、「巻き肩・猫背姿勢」と「頭が前に出ること」の2点を挙げましたが、じつはこの2点が密接に関係しています。まず、猫背になるということは上半身が前方に傾くため、その上に乗っかっている頭も当然前方に出てしまいます。さらに、肩が前方に出ると胸の筋肉のほかに首の前側の筋肉が緊張し、その筋肉が顎を下方向に引っ張るような状態になり、結果的に頭が前に下がります。
成人の頭の重さは平均で5kgです。頭が肩の真上にしっかり乗っかって正しい位置を保っていれば、僧帽筋をはじめとする首周りの筋肉にかかる負荷は頭の重さに一致して5kgです。しかし、頭部が前方に傾けば傾くほどそれらの筋肉にかかる負荷は重くなり、15°傾くと12kg、30°で18kg、45°で22kg、60°で27kgの負荷がかかります。つまり、少し頭が前に傾いただけで首周りの筋肉にかかる負荷は倍以上になるということです。仮に、頭が常に15°傾斜していたとすると、お米の10kg袋よりも重い重量を細い首の筋肉で支え続けていることになります。

肩こりの対処法

薬には当然肩こりを治癒させる効果はない

重度な肩こりにお悩みで、頭痛薬や痛み止めを服用されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。恐らく日常的に薬で肩こりを緩和されている方ならば、薬に根本的な治癒効果が無いことはとっくに実感済みだろうと思います。痛み止め(鎮痛剤)は「痛み」や「こり」という信号を脳に伝達している神経を麻痺させることで痛みを感じなくさせているだけなので、薬が切れると症状は元に戻ってしまいます。湿布類も同じような効果を持っており、薬剤が効いている間のみ肩こりの辛さは緩和されます。また、筋肉を緊張させている神経を麻痺させ、筋肉の血流を改善する筋弛緩薬(鎮けい剤/筋緊張改善剤)という薬が処方される場合もあります。こちらも血行不良が改善されることで肩こりが緩和されますが、当然薬が切れれば元通りです。

肩こりにはマッサージもほとんど無意味

薬の服用以上に短時間の効果しか成さないのがマッサージです。マッサージは血行を改善する効果が期待でき、施術者が筋肉の硬い部分を指の感覚で確認しながら行うため非常に精度が高いことがメリットですが、肩こりの根本的な原因である姿勢を改善する効果は一切期待できません。マッサージを受けてスッキリしたところで、治療院を出て数十メートル歩いたら肩こりは元に戻るでしょう。(決して大袈裟に言っているわけではありません。)それほど、姿勢による影響は強烈です。ただし、薬やマッサージを否定するつもりは一切ございません。薬やマッサージを常用している方は皆さん、治癒効果が無いことに当然のごとく気付いているからです。恐らく薬を処方するお医者さんも、施術を行うマッサージ師さんも一時的な効果しかないことを説明し同意を得たうえで処方や施術を行っているはずです。問題は、「根本治療」を謳いながらマッサージのような施術を行う接骨院や整体院が存在することです。残念ながら現状はそのような詐欺まがいの広告を取り締まるルールがないため、施術を受ける皆さんが賢い消費者になり、質の低い施術を見抜かなければなりません。

当院の強み

様々な角度からを肩こり分析します

肩こりの原因はほとんどが不良姿勢ですが、不良姿勢の原因になりうるカ所は山ほどあります。例えば、足の指に上手く力が入っていないことで歩く姿勢が崩れ、肩こりにつながっているケースもあり、姿勢の乱れを改善するために当院では全身を分析します。また、肩こりの原因は必ずしも一つだけではなく、いろいろな要因が重なり合って姿勢不良が引き起こされている場合があります。多くの症例を診てきた当院だからこそ、様々な可能性を想定し幅広い分析をしたうえで施術をさせていただきます。

最適な施術とアドバイスを選択します

姿勢不良の原因は全身に隠されているため、姿勢を改善する方法は人それぞれです。また、日常生活で何を意識するかによって、姿勢が改善するスピードは大幅に変わります。当院は、どなたにも同じ施術やアドバイスを提供するような治療院とは違い、施術者の経験に基づいてオーダーメイドの施術計画を立て実行させていただきます。

当院の肩こり施術と料金

当院で受けられる肩こり施術

姿勢矯正

従来人間は、胸の筋肉と背中の筋肉のような前後の筋肉、右の脚と左の脚のような左右の筋肉がバランス良く力を出し合うことで、キレイな姿勢が維持されています。しかし、日常生活動作の中で前後・左右が偏った筋肉の使い方をしてしまうと、姿勢そのものが崩れてしまいます。
当院では、そのような姿勢不良が認められる患者様に矯正施術を行い、全身の筋肉をバランスよく使えるような骨格を構築していきます。

関節の動き(可動域)を広げる施術

関節の動きが硬いと、日常生活で筋肉に負担のかかる体勢を取ることになり、筋肉のバランスが崩れやすくなります。また、姿勢が悪くなると関節の動きはどんどん悪化する傾向にあり、姿勢不良と関節可動域の低下が悪循環を巻き起こします。足首や膝の動きの悪さが姿勢不良の原因となり、結果的に肩こりを誘発することも珍しくはないため、肩こりを解消するために関節の動きを整えることは非常に重要です。当院では単に静止時の姿勢不良だけでなく、むしろ日常生活動作が原因となる姿勢不良を解消するためにストレッチングや筋膜リリースといった手法を用いて関節の動き(可動域)を広げていきます。

筋力を付ける施術

筋力を付ける施術
アスリートや頻繁にトレーニングをしている方を除き、ほとんどの方がお腹の深部にある筋肉(インナーマッスル)や背中の筋肉が弱い傾向にあります。お腹のインナーマッスル(腹横筋・横隔膜・多裂筋・骨盤底筋群・腸腰筋といった筋肉が含まれます)は主に姿勢やバランス感覚、細かい動作の調整、様々な活動動作の安定をつかさどっており、骨と協力して人間の身体を支えている筋肉です。お腹周りには背骨と肋骨しか骨がないうえに、肋骨にはあまり身体を支える力がありません。大部分が内臓を格納するための空洞になっているお腹周りを、一本の背骨で支えようとするとどうしてもグラグラと不安定になってしまうため、インナーマッスルがコルセットのような役割をしてガチッと身体を支えています。そのインナーマッスルが弱ると支えがなくなって猫背になったり、身体を支えるために脚を組んだりして結果的に姿勢が崩れてしまいます。
また背中の筋肉は胸を張らせ、猫背や巻き肩を防ぐ働きがありますが、現代人の生活パターンにおいては非常に低下しやすい筋肉です。
肩こりの改善方法を語る際に、この腹部インナーマッスルと背中の筋肉の強化は非常に多く取り上げられますが、一番の問題はそれらの筋肉のトレーニングが非常に難しいことではないかと思います。
当院には電気刺激で筋肉を鍛えるEMS機器がございますので、ご自身でトレーニングすることが苦手な方も、ご自身で動くことなく当院内で筋肉を付けていただくことができます。また、身体に電気を流すのが苦手という方にも、フォームの簡単なトレーニングなど個人の生活習慣に合わせたトレーニング方法をご案内できますので、楽しく効率的に筋力を付けていただけます。

※以上の施術は当院で行っている施術の一例です。お一人お一人に合わせたオーダーメイドの施術を行っておりますので、患者様のお体に合わせて最適な施術をご提案させていただきます。

肩こり施術の目安料金

初回 2,700円

内容:初回カウンセリング、検査、姿勢矯正、関節の動きを広げる施術、筋力を付ける施術
(※お身体の状態に合わせて施術内容を変更する場合もございます。)

2回目以降 890円~2700円

内容:姿勢矯正、関節の動きを広げる施術、筋力を付ける施術
(※お身体の状態に合わせて施術内容を変更する場合もございます。)

詳しい施術料金について

当院では、患者様の同意を取らずに施術を実施することはございません。初回・2回目以降に関わらず施術の効果と料金をご説明したうえで患者様の同意をいただき、初めて施術を実施いたしますのでご安心ください。

当院で肩こり施術を受けた方の声

来院して治療を受けるごとに楽になっています。

(大津市在住、70代男性 S.K様)

数年前から肩こりがひどくなり、腕を上に上げたり後ろに動かしたりすると痛みすら感じるような状態でした。初回の検査で、ここまで症状が強くなると少し時間がかかると伝えられましたが、時間がかかることは覚悟していたし、何よりもこの痛みを取ってもらいたかったので、先生を信じて治療を受けることにしました。現在3週間ほど通院していますが、かなり痛みが改善しており、来院して治療を受けるごとにどんどん楽になっていることが実感できます。

ほとんど100%近く痛みがなくなりました。

(大津市在住、80代女性 T.A様)

肩と股関節を痛め来院しました。肩は、肩こりが悪化して痛みを感じるほど重症で、股関節については鈍痛があり歩き方に違和感を覚えていました。現在通院して3週間が経過しますが、股関節は痛みがかなり少なくなり、肩こりはほとんど100%近く痛みがなくなりました。痛みがグンと少なくなったおかげで日常生活の不安が無くなりました。治療を受けて本当に良かったと思います。ありがとうございました。

来院するごとに症状が改善しました

(大津市在住、50代女性 N.M様)

二又接骨院に通う前は、肩がガチガチにこり、思うように腕を動かせなくなっていました。夜は肩こりが辛く熟睡できず、日課の水泳でも腕を回す動作でどうしても肩が引っかかるような感じがして、思い通りに泳げませんでした。二又先生は毎回しっかりと話を聞いてくださり、「ちょっとしたことでも教えてください。」と言ってくださったので、症状に関するコミュニケーションをたくさん取ることができました。通院を続けると、治療するごとに症状が改善していき、夜も熟睡できるようになりました。水泳でも以前のようにストレスなく泳げるようになったため、大変感謝しています。