O脚、X脚で困っている方は多いのではないでしょうか。特に女性はこれらの症状で悩んでいる方が少なくありません。O脚もX脚も非常に不格好ですし、そのままにしておくと他の病気も引き起こしてしまう恐れがありますから、気づいたときに早めに治療するようにしましょう。ここではO脚、X脚の原因と予防方法を解説しています。
O脚やX脚になる原因とは
O脚、X脚がどういう状態なのか知っている方は多いと思いますが、なぜそういった脚の状態になってしまうのか理解している方は少ないでしょう。まずはきちんと原因を知ることが大切です。
O脚の原因
O脚の一番の要因は“日頃の生活習慣”にあると言われています。たとえば立ち方や歩き方、座り方などです。姿勢の悪さはそのままにしておくと悪い癖として定着してしまい、O脚を引き起こしてしまいます。姿勢が悪くなると体の軸もぶれるため、O脚だけでなく関節痛や骨盤の歪みなども引き起こす恐れがあるでしょう。もちろん見栄えも悪くなります。
X脚の原因
X脚もO脚と同じで姿勢の悪さからくるものですが、他にも筋力・柔軟性のバランスが悪かったり、関節の緩みやビタミンD不足などでも起こると言われています。遺伝要因もありますから、生まれつきX脚の方は親もX脚の可能性があります。
O脚、X脚ともに誰でもなり得る症状なので、普段から姿勢や生活習慣に気をつけ意識することで発症を防ぐことができます。また生まれつきO脚、X脚でも成長とともに真っ直ぐになることもあるため、やはり生活習慣や動作が大きな原因になると言えるでしょう。
O脚やX脚にならないように気を付けたいこと
O脚、X脚にならないためには日頃から生活習慣や動作に気をつける必要があります。またひどい場合は、一度整骨院やカイロプラクティックなどで治療してもらうことをおすすめします。O脚、X脚も悪化すると関節痛や外反母趾といった他の症状を引き起こしますから、早めに対処することが大切です。
ここではO脚、X脚の予防方法を紹介します。
O脚
一番の原因は“姿勢の悪さ”ですから、姿勢を意識することで予防できます。特に猫背の人は要注意。横を向いたときに自然なS字カーブを描いていない場合、姿勢矯正をしてO脚を防ぎましょう。骨盤矯正も効果的です。
X脚
座り方に気をつけましょう。脚を組む癖がある方は要注意。脚を組むことで骨盤の高さが左右で異なってしまうため体のバランスが悪くなってしまいます。脚を組まないと落ち着かないという方は、もしかしたらX脚の可能性があります。意識して組まないようにしましょう。
O脚、X脚はきちんと治療を受けよう
軽度でも重度でも一度O脚、X脚になったらきちんと治療を受ける必要があります。そのままにしておくと関節痛や外反母趾、骨盤の歪みを引き起こし体の不調に繋がるからです。また、セルフケアより整骨院やカイロプラクティックなど専門家に診てもらうことをおすすめします。