姿勢が悪いと集中力に影響するのは知っていますか?集中力と聞くと脳の働きによるものだと思われがちですが、実際は姿勢が大きく関係していると言われています。そこでここでは、姿勢が悪くなる原因と姿勢を良くする習慣をピックアップしてみました。原因を知って美しい姿勢と集中力アップを手に入れましょう。
姿勢が悪くなる原因とは
美しい姿勢はスタイルも良く見え、人に好印象を与えます。しかし常に美しい姿勢を維持するのは大変ですよね。また近年はスマホやパソコンによって姿勢が悪くなりがちです。美しい姿勢を手に入れるためにも、まずは姿勢が悪くなる原因をしっかり学びましょう。
骨盤の歪み
一番大きな原因は、やはり骨盤の歪みです。言葉のとおり骨盤が歪んでいるため正しい姿勢を維持できず、首が前に出たり背中が丸くなったり不格好な姿勢になりがちです。ほんの小さな日常生活の動きで起こりやすいと言われていますから、日頃から意識しておくことで悪化を防げるでしょう。
体幹が衰えている
いわゆるインナーマッスルと呼ばれるもので、体幹が不安定だとやはり姿勢は悪くなってしまいます。運動不足の人は筋肉が使われないため姿勢が悪くなりやすいでしょう。
疲労の蓄積
体の疲れも姿勢に影響します。疲労が蓄積するとありとあらゆる筋肉や関節がスムーズに動かなくなります。よって姿勢が悪くなりやすいでしょう。疲れていると猫背になりやすいのはそのためです。
姿勢を良くする習慣
姿勢の悪さは無意識に起こるので、どうしても自分では気づきにくいのが難点です。そこで意識すると良いのが「靴底のすり減り」「鞄の持ち方」「スマホの使い方」などです。毎日履いている靴底を確認し、部分的にすり減っている場合は姿勢が悪くなっている可能性があります。新しい靴に履き替えましょう。鞄の持ち方は、“長時間同じ手で持っている”と姿勢に影響すると言われています。時々持ちかえることで左右のバランスが良くなります。スマホの使い方は、顔の位置または斜め上に持っていくことで姿勢の悪さを軽減できます。長時間の使用も避けましょう。
姿勢が悪いと集中力が低下するのは本当なのか
姿勢が悪いと体に悪影響を及ぼします。場合によっては集中力も低下すると言われていますから、同じ姿勢でいると疲れるという方は要注意。今すぐ改善する必要があります。
集中力に影響する理由
集中力の低下と聞くと脳と関係するイメージがありますが、実際は“姿勢の悪さ”が大きな原因になります。姿勢が悪くなると重力が下に落ちるため、首や肩などに負荷がかかります。負荷がかかった部分は当然疲れやすくなりますから、集中力にも影響してしまいます。
また姿勢が悪くなると猫背になりやすく、猫背は胸部を圧迫し呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなると血液循環も悪くなり集中力に影響を及ぼします。結果、脳に十分な酸素が行き渡らなくなり集中力が低下してしまうのです。少しでも集中力を高めるためにはやはり姿勢を良くすることが大切でしょう。
集中力を高めるなら姿勢改善から
美しい姿勢は見栄えが良くなるだけでなく、集中力アップにも繋がり、良いこと尽くしであることがわかりました。スマホやパソコンを使う人が多くなり、姿勢の悪い人が増えていますが、体のためにも今すぐ改善してあげましょう。そのためには日頃から姿勢を意識したり筋肉を鍛えることが大切です。姿勢の悪さで悩んでいる方や集中力がない方は、日常生活のさまざまな動作・習慣を変えてみてください。